「Forever2000&2200」2000系ラストラン③

2000系

土讃線の起点の多度津駅

高知駅から約3時間半で往路の終点である多度津駅に到着しました。多度津駅は土讃線の起点となる駅でもあり、予讃線の途中駅になります。これまでは貫通型(2100系)が先頭となっていましたが、これから復路になるため貫通型(2100系)が尾灯に変更しました。

進行方向の転換

多度津駅での停車中には7200系のトップナンバーであるR01編成がやってきました。この車両は国鉄121系を改造した車両になり、落成してから約30年になりますが今手に現役で走行しています。また、このR01編成とR02編成は121系時代にワンマン用に改造され車両になります。撮影後に気づきましたが、スカート部分に車両名称7201と表記されています。

7200系R01編成(トップナンバー)
非貫通型(多度津駅)

復路最初の停車駅である金蔵寺駅

金蔵寺駅には後続の南風13号の通過待ちをするために20分ほど停車しました。非貫通側が先頭になってからの最初の停車駅になり、多くの人が撮影していました。こちらが待避線となっていたため、高速度で特急が通過しました。

金蔵寺駅
後続の南風13号の通過待ち

停車時間4分の小歩危駅

小歩危駅に停車しましたが、ここではわずか4分の停車となりました。全く、ゆっくり撮影する時間もないため人の少ない貫通型の後方に来て撮影し、素早く自席に戻ることにしました。

小歩危駅

橋梁上の駅である土佐北川駅

復路では河川の上にある土佐北川駅に約6分停車しました。こちらも時間がないため、貫通型の後方にきました。土佐北川駅では岡山駅行きの南風20号の待ち合わせになりました。とても狭いホームに特急が通過していきました。一眼レフの設定を確認せずに撮影したため、少し暗い画像になりました。

土佐北川駅

1時間停車の繁藤駅

繁藤駅には今回のツアー内最長の1時間停車となりました。繁藤駅では今回のツアーの記念品の追加販売も行われました。この1時間の長時間停車はどのような理由だったのかはわかりませんでしたが、時間に余裕があり、車両を外から見ることができました。また、先頭車両側のホームは現状のホームより低く(かさ上げされていない)ため、車両の床下機器を見ることができました。あまり、走行機器などの役割については詳しくないので、これから少しずつ学習していきたいと思います。

繁藤駅(ホーム上)
台車
床下機器

とても時間があるため駅構外に出て撮影しました。遠景の写真は少ないため、個人的にはこの写真はお気に入りです。今回のツアーに参加するまでは知らなかったすまいるえきちゃんと2000系がコラボしていました。

繁藤駅(駅構外)
2000系とすまいるえきちゃん

最後の停車駅となる土佐大津駅

土佐大津駅には跨線橋があり、車両全体を上から撮影することができました。もちろん架線柱等もないため上から綺麗に見えます。往路でも土佐大津にも停車していましたが、帰りの方が多くの人が来ていました。ここでは追い抜きなどはなく停車していました。

土佐大津駅

終着の高知駅

土佐大津駅を出発して約10分で高知駅に帰ってきました。これで約8時間のツアーも終わりました。台車の上に座っていたこともあり、最初は体調が悪くなることがありました。しかし、気動車の制御付き自然振子車両のパイオニアに乗車することができたので良かったことにします。
2000系には今回が最初で最後の乗車となりました。普通席にしか乗れていないのでグリーン車には一度も乗れずにお別れすることになりました。乗れなかった車両や座席などは数多あるため今回も早めに乗りに行っておけば良かったと感じています。引退するときに乗車するのではなく、前々から空いている時に乗車するようにしましょう。

高知駅
反対側のホームより

帰りにワープ高知支店に寄ると面白いポップがありました。今回、2000系乗車のツアーに行こうか悩んでいましたが、非貫通先頭車両2000系と乗車した中間車両2200系は廃車予定になるので、このポップ通り「あのとき乗っておけば…」と後悔しないためにも乗りに行って良かったと思います。

翌日、同じくJALにスカイメイト料金で乗って帰りました。窓口でJクラスをお勧めいただいたので、Jクラスにプラス1000円でアップグレードしました。市内から高知龍馬空港へのバスも減便されているので注意しないといけません。登場予定の飛行機の待ち時間もあったので、展望台で乗る予定の飛行機が降下してくるのを見ていました。

高知龍馬空港(展望台)


最初で最後の2000系の乗車となりましたが、ワープ四国さんが企画していただいた今回のツアーはとても満足度が高く、またツアーに参加したいと思いました。
これからも珍しいツアーや車両に乗っていこうと思います。
コメントやご意見をお待ちしております。

ーおわりー

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